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エンパワメント・スクールのお知らせ
2024年6月1日 | 2024年5月に第1回GBV支援員の試験が行われ、6月1日付けで4名の受講生が資格認定されました。 |
2024年5月24日 | 受講生受付の締切を6月7日(金)まで延長しました。 |
2024年4月1日 | 2024年の申込が始まりました。 |
2024年3月22日 | 受講生募集のパンフレットを掲載しました。 |
2024年3月1日 | 2024年の申込は4月1日開始です。 |
2023年10月3日 | DV、性暴力、SOGI研修動画基礎パッケージの販売を開始しました。 |
2023年8月10日 | 刑法(性犯罪規定)改正 解説動画「何が問題となり、どう変わったか」の販売を開始しました。 |
2023年5月23日 | 受講生受付の締切を6月7日(水)まで延長しました。 |
2023年4月12日 | 2023年の申込が始まりました |
2022年12月27日 | 資格認定等の詳細が決定しました |
2024年受講生募集について
エンパワメント・スクールとは
ジェンダーベイスト・バイオレンス(GBV)専門の支援員養成講座です。
「エンパワメント・スクール」は、DVや性暴力など、「ジェンダーベイスト・バイオレンス」「女性に対する暴力」被害者の支援の専門家を育てるスクールです。DVや性暴力の対策、被害者支援にこれまで取り組んできた人たちの思いや経験・知識・スキル、海外での研修カリキュラムなどを集め、教材を作成して講座や実習を行い、次世代の支援者やこの問題にかかわる仕事に携わる人材を育成することを目指しています。
オンデマンド授業と参加型学習
主にオンラインでの動画(オンデマンド)視聴による学習と、オンラインでの参加型学習などを中心に構成されており、科目の大部分は、どの地域からでも、自宅や職場からアクセスして学ぶことができます。
事業の趣旨
ドメスティック・バイオレンス(DV)や児童虐待、性暴力問題などは近年、社会的に関心を集めており、防止と、被害者に有効な支援を実施することが求められています。性暴力ワンストップセンターが全都道府県に設置され、DV相談支援も強化が目指されている中、その相談・支援を担う人材の育成が急務です。これらの相談支援には高度に専門的な知識やスキルが求められるにもかかわらず、これまでは主に民間のボランティアや非常勤職員によって担われてきたため、日本ではその活動の重要性や専門的な力が低く評価されがちで、また「性暴力被害者支援看護職(SANE)」以外には本格的な人材養成プログラムやその認定の仕組みはありませんでした。 そこで、私たちは、被害者支援にこれまで取り組んできた人たちの思いや経験・知識・スキル、海外での研修カリキュラムなどを集め、教材を作成して講座や実習を行い、次世代の支援者やこの問題にかかわる仕事に就く人材を育成します。それによって提供する相談支援の質を向上させ、同時に支援従事者の社会的認知や評価を得、地域での職を創出していくことを目指します。
◎これらは、加害者の個人的資質や個人的な状況によってだけ引き起こされるのではなく、社会構造によって生み出される「ジェンダーに基づく暴力(Gender-based violence)」の問題です。被害者を支援することは、このジェンダー不平等な社会を変えていくことにもつながる、と私たちは考えます。
◎そして、被害者支援が目指すことは、理不尽なジェンダー暴力によって様々な被害を受けた被害当事者が正しく尊重され、主体的な力を取り戻すこと(エンパワメント)だと考えます。
そこで、この講座を「エンパワメント・スクール」と呼ぶことにし、認定する資格を「ジェンダーベイスト・バイオレンス(GBV)専門支援員」「ジェンダーベイスト・バイオレンス(GBV)支援員」とすることにしました。
休眠預金活用事業助成金および個人や企業・団体からの寄付を得て、NPO法人全国女性シェルターネットが講座を開始し、一般社団法人ジェンダーベイスト・バイオレンス専門支援員養成センターが今後、講座実施後の審査・資格認定などを行っていきます。
皆様のご協力、ご支援、当スクールの活用をぜひお願いいたします。
2022年4月
誰でも受講できるの?
DVや性暴力などの問題を学びたい人は、誰でも受講できます。
どこで受講?
オンラインでの動画(オンデマンド)視聴による学習と、オンラインでの参加型学習などを中心に構成されており、科目の大部分は、どの地域からでも、自宅や職場からアクセスして学ぶことができます。
期間は?
選択したコースの全科目を3 年間の間に自分のペースで少しずつ学んでいくこともできます。毎年、6ヶ月余り受講可能な期間があります。
【受講の方法】
- 自分が選んだコースの全科目を3 年間で、自分のペースで少しずつ学んでいくことができます。
- オンライン学習なので、受講にはパソコンが必要です。オンラインライブ講義が含まれますので、カメラ付きのパソコンであることが必須です。
- この講座はスマートフォンでの受講には対応していませんので、お申し込みの際はご注意ください。
【コースの種類など】
GBV、性暴力、DVのそれぞれ基礎編・専門編の科目が学べます。
大部分は、オンライン動画による科目履修ですが、オンラインライブでの参加型ワークと対面ワークショップも数科目あります(全国数カ所及びオンラインで実施)。
資格を得たい人は、基礎コースの一部には見学実習が、専門コースの一部には実習(OJT)が含まれ、さらに試験があります。
〇コースの種類
- GBV専門コース (基礎科目44科目、専門科目32科目)
- GBV基礎コース (基礎科目44科目)
- 性暴力専門コース (基礎科目32科目、専門科目13科目)
- 性暴力基礎コース (基礎科目32科目)
- DV専門コース (基礎科目36科目、専門科目19科目)
- DV基礎コース (基礎科目36科目)
【料金、時間、テキスト】
1科目基本60分です。(一部だけ少し長い時間のものがあります)
1科目2000円。
科目によっては、テキストがあります。(テキスト込みの料金です。)
【資格について】
エンパワメント・スクールでは、相談支援の実務経験もある方で、ジェンダーベイスト・バイオレンスの専門コースを修了し、認定基準をクリアした方には「専門支援員」の資格を認定して、その方の実力を示すお手伝いをしたいと考えています。
また、DV・性暴力両方の「ジェンダーベイスト・バイオレンス」の基礎編を学んで支援活動を始められた方にも、「GBV支援員」として認定する予定です。
しかし、「性暴力のコースだけ、学びたい」「まずはDVの基礎コースだけ学びたい」と希望される方に向けても、「DVコース」(基礎/専門)・「性暴力コース」(基礎/専門)のみのコースも受講申し込みを受け付けます。ただし、この受講だけでは資格認定の対象にはなりません。
募集要項とカリキュラム2024
実施団体について
NPO法人 全国女性シェルターネットとは
DV等の被害者支援を行う民間シェルター団体などの全国連絡組織です。
所在地:東京。1998年設立。主な事業内容:全国シェルターシンポジウムの開催、政策提言・社会への実情の発信、加盟団体を通じた被害者支援、DV・性暴力相談支援員養成
ウェブサイト https://nwsnet.or.jp/ja/
一般社団法人ジェンダーベイスト・バイオレンス専門支援員養成センター(略称:エンパワメント・スクール)とは
このジェンダーベイスト・バイオレンス(GBV)専門支援員の資格認定など、支援員の育成を行うために、2021年に設立された団体です。
所在地:札幌市 代表理事:松下恵子
ウェブサイト https://www.gbv-epschool.or.jp/
法人定款より
(目的)
第3条 ジェンダー平等社会の実現およびDV・性暴力など「ジェンダーに基づく暴力」の根絶を 目指し、それらの視点と対応能力をもった専門的支援員を養成することを目的とする。
(事業)
第4条 前条の目的を達成するため、次の事業を行なう。
(1)人材育成事業
(2)調査研究事業
(3)教育啓発事業
(4)その他関連する事業
この事業に助成して下さった団体・企業様
本事業の経費の一部は武田薬品工業からの寄付、その他個人の皆様からの寄付金を活用させていただいています。
対談動画
DVシェルターが目指す新たなステップ
全国女性シェルターネット 北仲千里さん
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ジャーナリスト 浜田敬子さん【聞き手】
2021年12月
インタビュー動画
NPO法人まちぽっと
市民社会強化活動支援事業のインタビューより
NPO法人全国女性シェルターネット
代表理事 北仲千里